2017年11月に卒業45年会を開催しましたので、報告します。
場所は、前回の40年会と同様、関西在住者と関東以北在住者の便宜を勘案して、名古屋近辺でおこなうこととなり、愛知県在住の英比氏のご手配で、知多郡南知多町の旅館を会場とし、翌日周辺施設の見学を行いました。
会には、同期卒業生(院卒同期生を含む)17名が出席しました。今回は、先生方には、声をおかけしませんでした。ちなみに、過去のクラス会の経過は別表の通りです。
夕刻三々五々に旅館に集合したメンバーは、まずは、この宿一押しの「天上の湯」なる屋上露天風呂に集結。湯舟から夕暮れの伊勢湾をながめつつ、寒風をうけながらも旧交を温めるという、まさに「裸の付き合い」といったところから始まりました。
会合は、堺氏の開会挨拶・乾杯で始まり、続いて各自の近況報告が行われました。一人当たり3分としていたものの、質問回答が盛り上がり、終わったときには予定の時間を大幅に超えていました。5年前の前回は、体調に関する話題が多かった印象がありましたが、今回は、それと並んで、配偶者との付き合い方や、日中の家の中での過ごし方が多く話題となっていました。退職あるいは、非常勤勤務となって生活モードが大きく変わり、皆それなりの工夫をしている様子がうかがえ、お互い参考になったと思われます。
会合の最後は、石崎氏のエール「東天紅に染むるーーー」を皮切りに、全員で大高全寮歌を歌い、締めくくられました。その後、一室に再集合し二次会での歓談が未明まで続きました。
翌日は、周辺施設見学が組まれており、まず、明治時代にビール工場として建てられたものをリニューアルした「半田赤レンガ建物」、続いて、大手食品メーカーが設立した酢の総合博物館「ミツカンミュージアム」を訪れ、酢作りの歴史など興味深い展示を見学しました。その後昼食、解散となり、好天にも恵まれて、無事45年会を終えました。
別表のようにほぼ5年ごとに開催しているクラス会ですが、今回も、所用や体調不良、介護等のために出席できなかった方々が多数に上りました。先の短さを考えると2-3年おきにでも開催したほうが、機会が増えてよいのでは、との提案も出ており、検討課題かとも思われます。最後に、車で大阪から現地までの道中、新名神高速道路などに接し、それらが遠い将来の構想であった時代を含む45年の月日の長さと、その間の土木分野の成果の一端をいま享受していることにいささか感慨深いものがあったことを記して報告を終わります。
土木 昭和47年(1972年)卒 クラス会開催歴
名称 参加者 開催場所等
10年会 30人 千里石庭、先生7名招待
15年会 26人 ホテル嵐山、先生5名招待
20年会 29人 宝塚グランドホテル、先生8名招待
25年会 22人 有馬グランドホテル、先生2名招待
30年会 26人 宝塚温泉 ホテル若水、先生2名招待
35年会 21人 箕面観光ホテル
還暦同窓会 15人 おごと温泉 湯元館
40年会 17人 岐阜県各務原市 八勝閣みづのを
45年会 17人 愛知県南知多町 山海温泉 粛海風
(文責:中村 守)