A63卒の田出宣司様からご依頼いただいた出版物を紹介いたします.
この度、渡辺泰清君(CM65)の実弟渡辺哲治氏(ペンネーム渡辺邦造)が700ページを超す大作「チラタ村の日々」を自費出版されました。
この物語はサグリン・チラタ水力プロジェクトを元にしたものであり,杉木清(C55),安井英夫(C56)、竹村陽一(C57)と渡辺泰清(CM65)と私(田出宣司(A63))の阪大構築卒業5名が関係しています。渡辺泰清君は私の大阪大学と会社(NEW JEC)の同輩であり、インドネシアのダム現場で急逝してから30年余になります。
物語は発展途上国における水力開発の移住問題、環境問題と渡辺君の突然死を題材にした創作です。文中、設計部長田辺泰明氏のモデルが故渡辺泰清君です。
特にエピローグに渡辺君の死と家族の嘆きが集約されています。また解説は大学と会社の先輩、竹村陽一氏の担当です。竹村氏は黒四経験者で且つ、上流のサグリンプロジェクトの管理部長とプロマネを担当され、長年FIDICの日本の委員をされておりました。また表紙の装丁とみかえし絵は私が担当しました(画像参照)。
なおこのプロジェクトのコンサルティング業務は、昭和62年度土木学会表彰を受けました。
入手方法
渡辺哲治氏(t.w.beer@kcn.jp)または竹村陽一氏(takeyat37@oct.zaq.ne.jp)まで連絡お願いします。
販売価格2300円です。