Diploma×KYOTO’18(主催:京都建築学生之会)Day3友渕貴之賞

デザイン女子No.1決定戦 インテリア・プロダクト部門 No.1

第41回 学生設計優秀作品展 -建築・都市・環境- 出展 (主催:レモン画翠)

 

■大変だったこと

 私は、この作品で建築に冷めていた建築女子学生が「まちづくり」に取り組む過程で学んだ「専門性(メガネ)」を通して、「まちの見え方が変わり」建築を好きになっていく私を表現しました。「まちの見え方が変わる」というプロセス、そしてこのワクワク感をどう表現するかというのが一番の課題でした。試行錯誤を経て、自分の見てきた「まち」を自分史になぞらえて徐々に色づく「街並み」として表現することで、徐々に見えてきた私の「まち」の見え方を、スケッチと模型で表現することにしました。「ワクワク感伝わる!」と見てくださった審査員の方や学生さんに言ってもらえたので、思いを込めてつくってよかったなと思っています。

 

■受賞の喜び

 審査員の先生方に話を聞いてもらい意見をもらうことで、また新たな視点から作品を見ることができてとてもいい経験になったと思います。また、展覧会に見に来た建築学生が、作品を見て熱心に質問や感想を言ってくれたり、スケッチや模型の写真を撮る姿を見ると、響いてくれている人がいるんだ、頑張ってつくってよかったと思いました。

 また、展示会場には全国の建築学生の作品がたくさんあって、それぞれ表現方法は様々ですが、どれも作者の作品への思いが強く表れている素晴らしい作品ばかりでとても刺激になりました。

 

■これからの抱負

これからも建築・まちづくりを学び経験し、さまざまな「専門性(メガネ)」を手に入れ、自分自身のまちの見え方をさらに変えて行きたいと思います。そして、それらを生かして豊かな社会・まちづくりに貢献していきたいと思います。

 最後に、レモン画翠の出展に構築会からの教室寄付金を利用させていただきました。このような機会をいただきました事に感謝いたします。有り難うございました。

建築工学部門 修士1年 江端木環

 

 

 

 

 

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