このたび、ご縁があり、構築会会長を務めることとなりました、三崎です。
建築第3講座紙野研究室の出身です。大阪府では、低所得者を中心とした住宅政策から、万博開催に伴う駅舎やホテルのバリアフリー化の、千里・泉北NTの再生、うめきた・新大阪の都市再生などにかかわってきました。この3月に大阪府を退職して、現在、一般財団法人大阪住宅センターに在籍し、花博記念公園の住宅展示場の運営と、住宅性能評価など住まいの評価事業を柱に、住まいに関する相談や講演、イベントなどの社会貢献事業も行っています。
構築会は、土木、建築のOBが集まり、年齢、分野横断的に意見交換ができる貴重な機会だと認識しています。個人的には、都市計画や開発に関連したインフラ整備事業にも関係してきたこともあり、土木分野のお話しをお聞きする、とても勉強になる機会となっています。
また、現役の大学の先生方と交流し、最近の学生の動向や、研究の状況などをお聞きできることも、我々OBにとって、次世代を担う人材の動向をつかみ、それぞれご活躍されている組織等の今後を考えるうえで、有意義であると考えています。
現在、構築会では、支部活動を中心に活動を行っており、できるだけ支部活動を支援し、併せて大学の各学科への支援も強化を図るべく、会費の納入促進と、構築会だよりや名簿の作成などの効率化を図っているところです。先日の総会では、卒業生への記念品としてのボールペンを見直すべきとのご提案もいただいていますので、これも併せて検討していきたいと思います。
1年間という短い期間ではありますが、浅井副会長をはじめ、幹事の先生方のご協力をいただきながら、少しでも構築会の皆さまのお役に立てるよう尽力したいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。